絶縁塗装

「耐電圧500kV」の確かな絶縁性能を実現する塗装

静電塗装、カチオン電着塗装、クリーンルーム塗装などさまざまな特殊塗装に対応している元郷塗装工業株式会社では、常に新しい技術・塗装設備に目を向け、お客様のあらゆるニーズにお応えできるよう努めています。こちらでは、当社の絶縁塗装(絶縁コーティング)についてご紹介します。部品や機器、設備などの絶縁に課題を感じている方は、お気軽にご相談ください。

絶縁塗装とは

元郷塗装工業の絶縁塗装は、粉体塗料を静電気で被塗物に付着させた後、高温加熱して塗膜を作る「静電粉体塗装」の手法をベースにしています。塗膜の耐電圧を500 kVまで引き上げた、高性能の絶縁塗装技術です。塗料は静電気の作用で吹き付けた面の裏側まで回り込んで被塗物に塗着するため、塗料ミストの飛散を予防できます。

従来の静電粉体塗装は、塗装機から噴射した粉体塗料を静電気の力で被塗物に付着させるという性質上、「塗膜が厚くなるほど静電気の作用が弱まり、絶縁するのに十分な厚さの塗膜を固定できない」という課題がありました。膜厚の限度は80~100μ。そのため500kVもの電圧を絶縁するのは困難と考えられてきましたが、当社は塗料や塗装工程を幾度も検討し、「膜厚200μ/耐電圧500kV」という高水準の絶縁塗装を実現しました。

当社の塗装技術なら、高い絶縁性能が求められるパーツを大量生産することが可能です。2011年に起こった東日本大震災の際には、ハイブリッド車(エンジンのほかにモーターを搭載)が海水に浸かり、バッテリーや配線からの漏電によって火災が発生した事例が報告されました。高性能の絶縁塗装を用いれば、こうした漏電による火災リスクを最小限に抑えることができます。十分な耐電圧が求められるパーツ・設備の製造には、ぜひ当社の絶縁塗装をお役立てください。

元郷塗装工業の絶縁塗装の特徴
  • 従来の塗装方法と比べて約100倍(当社比)の耐電圧を維持できる
  • 静電気で塗料を付着させるため塗料の量を最小限に抑えられる
  • 作業効率が良く大量生産に対応できる
  • リーク試験機の使用により絶縁性能を保証している
絶縁塗装に適した主な用途
  • 高い耐電圧が求められる部品・設備
  • 自動車部品(モーターに付随する設備)

  • 家電製品
  • 事務機器
  • 建築材料

元郷塗装工業の絶縁塗装

対応サイズ

元郷塗装工業ではW1,000×D500×H2,000に収まるサイズまで量産対応が可能です。それより大きい・長いパーツにも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。

リーク試験機による検品

塗膜の上から500kVの電圧をかけ、漏電を検知するとブザーが鳴る「リーク試験機」を使用し、塗装した製品の絶縁性能を確認しています。

密閉されたクリーンルームでの塗装による高い品質

出入口にはエアシャワーを完備。空間除電装置や空気清浄機により、清浄度クラス100,000以下のクリーンルームで塗装を行います。

絶縁塗装の塗装工程

1.前処理 2.除塵・除電 3.絶縁用静電粉体塗装 4.焼付・乾燥・検品
  • 1.アルカリ脱脂
  • 2.水洗
  • 3-1.表面調整(鉄など)
  • 3-2.エッチング(アルミ)
  • 4-1.リン酸亜鉛被膜処理(鉄など)
  • 4-2.三価クローム酸処理(アルミ)
  • 5.水洗・乾燥
  • より精密なホコリ除去
  • 静電気の除去
  • ロボットや自動塗装機を用いた多層塗装
  • 210℃で20~30分塗料を焼き付け、樹脂の塗膜を形成
  • 組み立て
  • 検品(リーク試験機)

ご紹介した用途や対応サイズ、耐電圧はあくまで一例です。ご要望をお聞かせいただければ、当社の強みである技術力と対応力で最適の塗装方法をご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。

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